Ryzen 7 3700Xのブースト有無による電力効率の比較

目次
1.目的
2.ブースト無し環境の準備
3.評価



1.目的
先日i5 8250UでMoneroのマイニングを試したところ、多コア非ブーストが電力効率が高いという結果が出ました。

GPUは100%全力でマイニングするより70±10%あたりに電力効率が良い地帯があります。
CPUも同様でバースト動作をしないほうが電力効率としては良い値になるようです。

この結果をふまえると、以前からMoneroでのマイニングの効率が高いと言われているRyzenでも同様であることが予想出来ます。
Ryzen 7 3700Xの動作環境が復活しましたので比較してみました。



2.ブースト無し環境の準備
Ryzenで非ブースト環境を作る方法としてt-miyake氏のCPU Power Limitterを用いました。

こちらは起動するとタスクトレイに常駐し、CPUの詳細設定の上限を10%単位(50~100%)で手軽に調整出来るツールです。

具体的には「ハードウェアとサウンド」→「電源オプション」→「プラン設定の編集」→「詳細な電源設定の変更」から見られる
「電源オプション」の中の「プロセッサの電源管理」→「最大のプロセッサの状態」の設定値を調整するものです。
これを100%以外にした場合どのような動作になるかは環境異なります。

当方のRyzenの環境では、最大速度がベースクロック(3.6GHz)になり、ブーストが掛からなくなります。

Ryzen Masterとかよりも簡易にブースト無しの動作が得られ、ブースト利用のデフォルトの動作もすぐに切り替えられるのでお勧めです。

試験環境を以下に示します。

マザーボード : B450 pro4
CPU : Ryzen 7 3700X
CPUクーラー : DEEPCOOL GAMMAXX L240 V2(簡易水冷)
メモリ : G.SKILL F4-3200C16D-32GSXWB(16GB x 2, 3200MHz動作)
SSD : KingSpec SSD M2 2242 SATA SSD 2TB
VGA : NE5105T018G1-1070F (GeForce GTX1050Ti 4GB STORMX)
電源 : ENP7145B-07YGF(FLEX ATX電源)
筐体 : X68000 EXPERT HD



3.評価
評価方法はNiceHashのRandom-Xmonero。

評価結果を以下に示します。

3700X電力効率比較.jpg

電力効率はブースト無しの方が60~70%程度高くなりました。
今後ブースト無しで実施します。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント