Intel i5 8250UでMoneroマイニング (2020/3/6更新)

1.目的
CPUのマイニングは電気代を考慮すると有効ではありません。
Ryzen+Moneroの組み合わせが効率が良いくらいでIntel系は特に弱いです。
以前、暗号通貨相場が上昇したときにi5 8250Uで試してみたところ1~3円/日程度でしたので問題外だと思いました。
PC環境の更新のついでに新しいnicehashで試してみたところ、Intel系でもMoneroでのマイニングが他の通貨に比べて効率が数倍良いように見えていたので
今の効率はどの程度なのか記録しておこうと思いました。


2.試験方法
x210 2nd lot使用。i5 8250U搭載。
ノートPCにおける試験はPC自体の冷却性能に大きく依存しますので結果は目安のひとつとしてご参照ください。

以下の4条件で3回試験し、最高のハッシュレートと報酬、安定温度、CPU Packageの消費電力(Open Hardware Monitorを利用)を記載します。
①3コア駆動(CPU 90%上限)
②3コア駆動(CPU 100%上限)
③8コア駆動(CPU 90%上限)
④8コア駆動(CPU 100%上限)

8250Uは4C8Tなのに何故3コアで動かすのかというとIntel版のMoneroマイニングのプログラムのデフォルトが3コアであるからです。
Ryzen版ではフルコア駆動するようです。
これは設定ファイルで決められていて、設定ファイルを8コア駆動するよう記述すると8コアでマイニングします。
しかしMoneroマイニングのプログラムは起動時に設定ファイルを3コア駆動版で上書きしてしまいます。
そのため、設定ファイルを上書きするだけでは8コア駆動出来ません。
しかしながら3コア駆動版で上書きしてからその設定ファイルを読み込むまでに時間が掛かっているため、
設定ファイルを読み込む前に設定ファイルを8コア駆動版で書き換えれば8コアでマイニングするようになります。


(2020/3/6追記設定ファイルを「読み込み専用」にすることで上記対応は不要になります)

CPU90%設定にするとバースト動作をしなくなり最高でもベースクロックでの動作になります。

3.試験結果
①3コア駆動(CPU 90%上限)
699.9 H/z 0.30 円/hour 60度 10.2W

②3コア駆動(CPU 100%上限)
1051.0 H/z 0.43 円/hour 77度 18.0W

③8コア駆動(CPU 90%上限)
988.2 H/z 0.43 円/hour 60度 9.3W

④8コア駆動(CPU 100%上限)
1296.9 H/z 0.53 円/hour 77度 17.9W

x210はBIOSで非常に多くの設定が可能で、少し温度が高くなっても速度を上げるよう設定しています。
ベースは1.8GHzなのですが例えば④の時は2.6GHz近辺で安定します。
また温度は77度、CPU Packageは18Wを上限としているようです。
①~④の円/W・Hourを計算すると以下のようになります。
*アイドル時のW数を削除とかノートPC全体の消費電力を元にすべきとか考えどころはありますが単純に効率を見たいので
 今見えている数字を利用します。

①0.0294 円/W・Hour
②0.0239 円/W・Hour
0.0462 円/W・Hour
④0.0296 円/W・Hour

GPUは100%全力でマイニングするより70±10%あたりに電力効率が良い地帯があります。
CPUも同様でバースト動作をしないほうが電力効率としては良い値になるように見えます。

この考えを他に適用させると、先日効率が良いと言っていたRyzen 3700Xでのマイニングに関しても
ベースの3.6GHzかそれ以下のところでマイニングさせたほうが更に電力効率が良くなりそうです。(要試験)

電気代とのペイに関しては当方環境では深夜時間で12.25円/kWです。一方夏場の昼間は38.72円/kWです
一番効率の良い③から計算すると、
0.462/12.25=0.0377

ノート全体の消費電力が37.8W以下ならば深夜時間でペイが出来る事になります。無理。

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